明治時代、この和田地区には、関西の経済界を支えた五代友厚が経営する「天和鉱山」が有り、最も栄えていた時には約3000人もの人が住んでいました。義務教育のない時代でしたが、五代友厚は、4年間その当時350円(参考:1880年奈良県庁文書:堺県令税所篤代理堺県大書記官吉田豊文 内務郷伊藤博文:現在の貨幣価値で約700万円)を投じ、和田小学校を支援を行われました。
1943年(昭和18年)には、天川村村長を歴任された福智久継候が私財を投じると共に、地域の人の土地の無償提供や労働奉仕により、総ヒノキ造りの立派な木造校舎が建てられました。現在の天和の里の校舎は、その時に建てられたものです。
永らく小学校として多くの人に親しまれてきたその校舎も、2002年(平成14年)の廃校で、使われることがなくなってしまいました。それをこのまま放置していてよいのだろうかと、地域の有志が集まり、2016 年(平成28年)に都市住民との交流拠点として「てんかわ天和の里」が開設されました。
校舎、教室・講堂・体育館・運動場は、当時の姿のまま残されています。各教室の利用、並びにコアワーキングスペースとしての活用。講堂ではピアノなどの利用。体育館では(バスケットボール・バレーボール・ボルダリングなど)がそのまま利用できます。
スポーツや文科系合宿、学習塾の合宿に、登山・キャニオニング・ツーリングなどの立寄りに、映画の撮影に、田舎らしい体験に、個人でもグループでもぜひ一度訪ねてみてください!。
奈良市より約1時間40分、大阪より約2時間、名古屋より約3時間50分
※メールアドレスをコピー後「★」を「@」に変えて送信してください。
てんかわ天和の里では、個人、団体、グループの皆さんへ施設の貸し出しを行っています。
携帯 : 080-1470-8845
10:00~16:00
毎週木曜日休館(冬期:12月から3月末休館)
10時~13時 | 13時~16時 | 10時~16時 | 利用時間外 | |
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教室 | 2,500 | 2,500 | 5,000 | 1,500/1時間 |
講堂・作法室 | 6,000 | 6,000 | 12,000 | 2,000/1時間 |
運動場 | 5,000 | 5,000 | 10,000 | ー |
体育館 | 3,000 | 3,000 | 6,000 | 1,500/1時間 |
ボルダリング | 500 | 500 | 1000 | 500 |
全貸切 | 16,500 | 16,500 | 33,000 | ー |